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ファイルに書いたPythonのプログラムを実行してみよう

Pythonを始める準備

前回は、対話モードでプログラムを実行しましたが、対話モードは部分的に確認程度にプログラムの機能を確かめるものです。
本格的にPythonのプログラムを作るときは、ファイルにプログラムを記述します。そしてそのプログラムをPythonで実行して結果をみます。
記述したファイルはスクリプトファイルなどと呼ばれます。

Pythonのプログラミングを書いたファイルを作ってみよう

今回はメモ帳を使って簡易的に作ってみます。
①検索BOXで「メモ」などと入れ検索
②メモ帳アプリを起動
③メモ帳に「print”Hello World”」と入力
④memo.pyとファイル名を付けてデスクトップに保存
※「.py」は拡張子といいます ページ末で解説します

コマンドプロンプトでファイルを実行する

pythonコマンドでファイルを実行するためには、実行したいファイルの場所を正しく指定しないといけません。
今回ファイルはデスクトップにあるためデスクトップのフォルダーへ移動する必要があります。
フォルダーの階層を移動するにはcdコマンドを使用します。(cdはChange Directoryの略)

□はフォルダー、○はファイル

プログラムのファイルが配置してあるフォルダまで移動してみよう

①操作対象のフォルダーはC:\Users\kaubu>
②cdコマンドでDesktopフォルダーへ移動
③操作対象のフォルダーがC:\Users\kaubu\Desktop>に変わった

ファイルを実行してみよう

①「python memo.py」と入力し[Enter]キーを押す
②ファイルの内容「Hello World」が表示される

※拡張子について
Pythonのスクリプトファイルは、今回のmemo.pyのように、語尾に「.py」という文字が入ります。これは拡張子といい、OSは拡張子によってファイルの種類を判別しています。初期設定では非表示になっていますが、基本的にはすべてのファイルに付けられています。
その他の拡張子としては、Webページを意味する「.html」、PDF専用の拡張子「.pdf」、画像ファイル用の拡張子「.png」などさまざまな種類があります。

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