現在の時刻を取得したり、ある処理のあとでプログラムを止めたりできるtimeモジュールについてみていきましょう。
timeモジュールの利用コード
import_time
※_部分は半角スペースを開ける
time()関数を利用して現在の時刻を表示してみよう!
まずは、利用コードから、
time()関数の利用コード
time.time()
ではさっそく現在時間を取得を試みてみましょう
使用例
IDELを用いて表示すると
ん?
謎のとてつもなく大きな数字が(・・?
実はこれ💡「UNIX時間」と呼ばれるもので、1970年1月1日午前0時0分0秒から今まで何秒たっているかをfloat型で表示したものになります。
多くのOSで用いられている時刻表現の1つです。
ではよりわかりやすい実際の時刻はどのように表示するのでしょうか。
それが次にみていく、time()関数を通常の時刻表記にした「ctime()関数」です。
ctime()関数利用コード
time.ctime()
利用例
IDELを用いて表示すると
無事に現在時刻が表示されました!
処理を止めるsleep()関数を使ってみよう
sleep()関数は、プログラムのある部分で処理を一旦止める動作をします。
用途としては、
①値の計算が終わるまで待つ
②ほかのサービスからデータを取得する
ケースです。
sleep()関数の利用コード
time.sleep(止める時間)
利用例
処理を3秒止めるようなプログラムを書いていきます
①timeモジュールをインポート
②print()関数を用いて「スリープ開始」と表示
③print()関数を用いて「…」と表示
④sleep()関数を利用、引数は「3」秒を指定
⑤print()関数を用いて「スリープ終了」と表示
まとめ
時間を扱うtimeモジュールについて利用コードを確認。
現在の時刻を取得したり、ある処理の後で一定時間プログラムを止めたりでき、Web開発ではとても重要になるモジュールです。
単一のプログラムでは利用する機会は多くありませんが、他のサービスを利用する場合に便利なため、覚えておきましょう。
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