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for構文②|range()関数を組み合わせて、指定した回数を繰り返し処理する

基本的なPythonの文法

回数が決まった繰り返し処理をする場合は、「リスト」の代わりに「range()関数」を使用します。

range()関数を使ったfor構文の基本形

for_変数_in_range(繰り返す回数)
____繰り返したい処理

解説

「for」のあとに回数カウント用の任意の変数を入れ、rangeの後ろの()で繰り返したい回数を指定する。
range()関数に1つの引数を渡すと「0」から「()内の数字-1」までの整数の並びを作り出します。

かんたんな具体例

かんたんな例として、10回「おはよう!」というプログラムを書いていきます。

①変数「text」を置き、range()関数の引数に10を指定
②文字列「おはよう!」を表示

IDELを用いて実行すると下図

ちょっと応用例

大沼を10週するマラソンの周回数を表示するプログラムを例にみていきましょう。

①変数「text」を置き、range()関数の引数に「0から10の直前の範囲内の整数」を指定
②「大沼周回マラソン{}周目」という文字列に変数「text」を差し込んで表示

IDELを用いて実行すると。。

「1周目から10周目」と表示したかったのですが、「0周目から9周目」と意にそぐわない表示になってしまいました。
何がダメだったのでしょう?

ちょっと応用例 OKパターン

range()関数の引数を「1~10」にしたい場合は、「,」(カンマ)を使用して(1,11)のように範囲を指定します。

①変数「text」を置き、range()関数の引数に「1から11の直前の範囲内の整数」を指定
②「大沼周回マラソン{}周目」という文字列に変数「text」を差し込んで表示

IDELを用いて実行すると

希望どおり「1周目から10周目」と表示されました!

Q練習問題

問題文

for構文を使って、掛け算九九を表示するプログラムを作成しなさい。

解答例

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※本サイト内

まとめ

for構文とrange()関数を使用し、回数の決まった繰り返し処理を確認しました。手作業では気の遠くなる作業もPythonならあっという間です。いろいろな作業に当てはめて練習してみましょう。

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