文字列を定義するときに用いる「’」「”」などのコーテーションを文字列に入れる方法、特殊な文字や改行をするとに用いるエスケープシーケンスという技法についてみていきます。
文字列にコーテーションを入れる
Python3にはシングルコーテーション(’)とダブルコーテーション(”)と使用方法が同一用途の記号があります。
両者は「’a’」「”a”」と同じ用途で使用します。
なぜ?と思いませんか。
理由はコーテーション自体を表現したい場合に使用するからです。シングルコーテーションを文字列で使いたい場合はダブルコーテーションで囲い(①)、逆にダブルコーテーションが使いたいときはシングルコーテーションで囲え(②)ば良いのです。
![](https://i2.wp.com/nekoppy.com/wp-content/uploads/2019/07/escape2.png?fit=600%2C219&ssl=1)
文字列の中でシングルコーテーションとダブルコーテーション両方使いたい場合はどうでしょうか。
エスケープシーケンスについて
文字列に特殊な文字を含めるために「¥」を入れることを「エスケープシーケンス」といいます。
文字列と表示したいコーテーションの前に「¥」を入力すればよいのです。(③)
![](https://i2.wp.com/nekoppy.com/wp-content/uploads/2019/07/escape3.png?fit=600%2C246&ssl=1)
エスケープシーケンスいろいろ
記号 | 意味 |
¥’ | シングルコーテーション |
¥” | ダブルコーテーション |
①¥¥ | ③¥ |
② ¥n | ④改行 |
①¥\ 「¥」を表示したいときに使います
②¥n 改行したいときに使います
![](https://i2.wp.com/nekoppy.com/wp-content/uploads/2019/07/escape4.png?fit=600%2C244&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/nekoppy.com/wp-content/uploads/2019/07/escape5.png?fit=600%2C244&ssl=1)
①を実行した結果が③
②を実行した結果が④
まとめ
文字列の中にコーテションを入れる方法。エスケープシーケンスについて確認しました。
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