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変数について

基本的なPythonの文法

値に名前をつけて記憶する「変数」という仕組みについて学びましょう。

変数とは何か?

数値や文字列などのデータ類をまとめて「値」といいます。「変数」は値を記憶できる箱のようなイメージです。変数を利用すると、同じ値を複数箇所に利用できるようになります。

変数を使ってみよう!

では実際に文字列を変数に記憶して、それを表示するプログラムを書いてみましょう。
今回は「price」という変数に値を入れていきます。(代入という)

①数値に名前をつけます
左辺に変数名、右辺に名前を付けたい値を書きます
(「変数 = 値」という書式を代入文といいます)
②price変数の値を参照してprint関数で表示する
③結果が表示される
④-⑥は同じ要領で「店頭表示価格」という文字列を変数priceに代入し、print関数で表示しています。

変数名の付け方

予約語と同じ名前はNG

Pythonのプログラムで特別な意味を持つ「True」「if」「for」などの語句は予約語といい、変数に使用することができません。下記に予約語がまとまっているページのリンクを貼っておきます。
予約語一覧

数字から始まる名前、数字のみの名前はNG

数字は使用できますが、数字のみの名前、数字から始まる名前は使用できません。数字のみの名前は数値と区別できないことが理由のようです。

半角のアルファベット、アンダースコア、数字を組み合わせて名前をつける

すべてアルファベット小文字で書くのが基本です。
使用可能な文字としては、
・アルファベットのa~z・A~Z
・「_」(アンダースコア)
・数字の0~9
「_」は複数の単語を組み合わせた名前にする場合に使用します。「_」で始める名前もつけることができますが、特別な用途で利用されることが決まっているので使わないほうが無難です。
ひらがな、漢字も使うことはできますが、見づらかったり、エラーになる可能性もあるため使わないようにしましょう。

まとめ

変数の概要、変数の使い方、変数名の命名ルールについて確認しました。

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